美術を楽しむだけなら特に知識が必要っていうわけではありません。
でも美術に関する知識が少しでもあれば、
作品に対する見方も大きく変わってくると思います。
そこで、美術を学ぶ手がかりとなる美術検定について紹介します。
美術検定とは、作品を創った人の意思を感じ取って、
その作品の背景にある歴史を紐解く手がかりを見つけ出すための資格です。
つまり、美術の観る目を養うことを目的としています。
美術をこれからはじめたい人や、美術を体系的に学びたい人、
美術の作品をもっと楽しみたい人にとってお勧めの検定試験となっています。
美術検定の前身としてアートナビゲーター検定があります。
アートナビゲーター検定は、
美術出版社が2003年から主催した検定試験です。
この試験も美術の知識を深めて、
美術の普及や紹介に関わって生きたい人を後押しする検定試験です。
実際にアートナビゲーター検定を取得している人は、
美術館や美術関連機関のスタッフ、アートイベントなどのギャラリーガイド、
趣味として美術鑑賞を楽しむ人など、
美術に関わる様々な人が取得されています。
現在ではアートナビゲーター検定の変わりに、
美術検定という名前に変更しています。
名前が変わったのは主に運営組織が広がったことにあります。
アートナビゲーターは美術出版社が運営していましたが、
美術検定では美術検定実行委員会が運営しています。
美術検定実行委員会には美術出版社、
全国の公立美術館117館が加盟している美術館連絡協議会、
読売新聞社が参加・運営しているのです。
つまり名前が変わったのは運営組織が変わったためです。
美術検定は1級〜3級まであります。
1.1級や2級
西洋・東洋・アジアの美術、建築・デザインなどの知識、
そして美術活動に関連する様々な知識が試験範囲となっています。
2.3級
西洋・東洋・アジアの美術、建築・デザインなどで、
広範囲にわたって美術の基礎知識が試験範囲となっています。
美術の基本的な知識を学びたい人にとってお勧めの試験です。